2018年春分図

春分図

春分図が強く影響する期間は、そのASCが活動宮の場合は夏至まで、柔軟宮の場合は秋分まで、不動宮の場合は次の春分までとされています。
しかしその年度全体を探るときに一番重要な図であることには変わりないと思います。

今年の東京の春分図のASCは山羊座04度「大きなカヌーへ乗り込む一団」。
活動宮のASCで、影響期間は最も短いタイプ。夏至までの期間に強く作用してきそう。

チャートの下半分に多くの天体が位置し、全体にプライベートな事象にスポットが当たりやすくなってきそうです。
主要天体のその他の配置のバランスとしては、エレメントは風がなく、活動宮が多め。
自分自身の責任をしっかり果たすことや、自己をしっかりと確立させていくことがテーマになってきやすそうです。

火星がASCの近くにあり、ライジングスターの状態。また、火星は太陽と90度をとってもおり、かなりの覚悟を持って真剣に何かに向かっていく感じのある年度の始まり。
月と土星が120度となっており、特に強く意識せずとも真面目にきちんとやっていこうという素直な気持ちが持ちやすそうでもあります。
水星と金星が重なっていて、身近な交友関係が楽しく、会話も活発になりそうで、魅力的な情報を得ることもまた多いでしょう。ただ、少し、楽しいながらもあーでもない、こーでもない、という感じになりがちかな面も出てくるかもしれません。
太陽が金星と海王星のちょうど真ん中あたりに位置し、恋愛面や楽しいこと、その他惹かれるものに関しては特にイメージが広がっていきやすそうでもありますが、行動につなげていくのにはかなり慎重な面が出そうです。
その分、考えを深めたり、やると決めたもの、やるべきことについては、より気合いを入れたりできるとよさそうです。
木星と冥王星が60度ともなっていて、かなりの大きな発展、飛躍が見込みやすくもあり、大きな成果、飛躍を遂げるチャンスは強そうです。

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