2024年春分図

春分図

春分図が強く影響する期間は、そのASCが活動宮の場合は夏至まで、柔軟宮の場合は秋分まで、不動宮の場合は次の春分までという考え方もあります。
しかしその年度全体を探るときに一番重要な図であることには変わりないと思います。

今年の東京の春分図のASCは蟹座20度「セレナーデを歌うゴンドラ乗り」。
活動宮のASCで、影響期間は最も短いタイプ。夏至までの期間に強く影響してきそう。

上半分に月以外の主要天体が位置し、社会面、公私の公の部分に意識の比重が高そう。主要天体のその他の配置のバランスとしては、陰陽に関しては男性宮、女性宮、半々で5つずつ、エレメントも大体バランス型。クオリティは、夏至図ですが、活動宮は太陽と水星のみで2つ、固定宮が5つで、どっしり落ち着いた感じも。ディスポジターに関しては、すべて魚座海王星に行き着く流れになっており、結局、最終的にイメージ、雰囲気的な所で判断する、認識を持つという感じが多そうです。

社会のいろいろが気になる中、過激な情報が出てきたり、扇動するような感じあったりが少し目立ちそう。直感的に確信したものを元に行動を目指したい面もありますが、個人、少数派の意見は押しつぶされやすいと感じる風潮、団結して頑張る欲求の風潮もありそう。

センスを頼りにアイデアを活かしていきたい欲求が高く、いろいろなものが出てきそうですが、時に辛辣に印象等を思ったまま伝えるというのには危険がつきまといがちで、少し注意な面も。気持ち安らいだ素直な印象に従うといった感じに惹かれやすく、それ位がいいのかも。新しい場でも自分の在り方を保つ、も目立ちそうで、そのいろいろも。

太陽と海王星が合で冥王星と60度。目標とともにイメージが広がり、それが真剣に、という感じがありそう。金星と土星も合で、そこに木星が60度。素直に真面目なもの、しっかりしたものに惹かれやすく、そこから豊かさ、発展性や公共心も。火星とベスタが120度となっており、周囲とは隔絶されたような孤立した感じで、猛烈に何かに没頭して情熱を発揮するような面も。また、今の社会にないもの情報等を持ち込んでいく要素も。

 

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