土星

公転周期　約２９年

発達年齢域　５６～７０歳

本来の座（ルーラーシップ）山羊座　水瓶座　障害の座（デトリメント）蟹座　獅子座

高揚の座（エグザルテーション）天秤座　転落の座（フォール）牡羊座

堅実さや努力、実務能力を司ります。

責任や制限を表し、困難や試練をもたらす事が多いですが、それを乗り越える忍耐力や勤勉さも与えてくれます。

土星の作用は、耐久テスト、叩いて鍛えるといった側面があり、楽しいといった感じとは縁遠い天体と言えそうですが、鍛えられたものは非常に確固たるものとなり、また洗練もされてくるでしょう。

ネイタル（出生図）の土星が影響している部分は、苦手意識を持つ場合がほとんどとなりますが、後々、人生を通して取り組んでいくようなテーマの一つとなってくるものとなる可能性が高く、いずれにせよ、克服すべきものとなるでしょう。

土星がネイタル（出生図）と同じ位置に戻ってくる土星回帰（サターンリターン）の時期は、人生の転機となるような可能性が高くなります。

また、そこを越えたあたりから、土星の力を肯定的に据え、うまく扱えるようになるケースが多いようです。

土星は味覚で言うと苦味も表していますが、大人になって嫌いだったものが食べられるようになった、コーヒーが飲めるようになった、というのと似た感じがします。